(台南中央社)能登半島地震の被災地を支援しようと、非営利団体「台南市台日文化友好交流基金会」は募金活動や支援物資の募集を行っている。集まった物資は来月上旬、被災地に運ばれる予定。同基金会が18日明らかにした。
同団体は政府や民間による対日交流促進を図るために2009年に創設された「台南県台日友好交流協会」が前身。日本の文化を紹介するイベントの開催など、同市と日本の各自治体との交流活動に取り組んできた。
同基金会の関係者は被災地が必要としている物資は主に生理や生活用品で、衣類や新品のインナー、ゴム手袋、使い捨て食器、ごみ袋、ウエットティッシュ、大人用おむつ、歯ブラシ、生理用ナプキンなどの提供を呼びかけた。
支援物資の提供には事前の連絡が必要で、受け付けは来月2日まで。基金会側は関連の品物をまとめて旧正月(春節、今年は2月10日)までに被災地まで運ぶとしている。募金の受け付けは3月末まで続く。