(台北中央社)訓練中に墜落した空軍の戦闘機「F16V」(ブロック20)の同型機の運用が20日再開された。事故を受け、運用を停止して点検が行われていた。国防部(国防省)はこの日、フェイスブックページを更新し「F16戦闘機は再び空に舞い戻り、国家の安全を守る最前線で任務に就く」と記した。
F16VはF16戦闘機の改良型。11日、南部・嘉義県沖に墜落し、14日夜、パイロットの死亡が確認された。
20日午前には、事故機が所属した嘉義基地からF16Vが4機飛び立った。台湾南西空域の防衛に再び投入され、中国軍機への対応に当たる。