(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は18日、台湾プロ野球の昨年の年間王者、中信ブラザーズの平野恵一監督や選手らを台北市の総統府に招待した。平野氏は台湾シリーズ優勝球団を率いて総統と面会した、初の外国人監督となった。
面会には蕭美琴(しょうびきん)副総統や潘孟安(はんもうあん)総統府秘書長らも立ち会った。
頼総統はあいさつで、4年間で3度の優勝を手にするのは非常に困難なことだとして選手らをたたえた。また自身は統一ライオンズのファンであるものの、心からの祝意と敬意を表すると述べた。
平野氏は、この栄誉はチームのメンバーや親会社、ファンのものだと言及。併せて昨年の国際大会「プレミア12」での優勝や、先月行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選突破など台湾代表の活躍を祝福し、台湾の野球の実力を世界に示したと語った。
また中信の今シーズンの目標について「連覇に挑戦」「ファンを増やす」「ファンを喜ばせる」の三つだと宣言した。