米CBSテレビは16日までに、台北市の円山大飯店(台北グランドホテル)滞在中に、敷地内での政治的内容の報道を禁じられたと報じた。これを巡り同ホテルは16日、事実ではないと否定する声明を発表した。撮影の事前申請がなかった上に、CBSが早朝に中継を行い、他の宿泊客から騒音の苦情が寄せられたことが理由だとした。
ニューヨーク・ポスト紙によると、番組では台湾の人々が中国について公然と語ることへの恐怖を口にする場面を放送した後、キャスターが「私たちが泊まっているホテルでさえ、昨夜の放送後、ホテルのマネージャーから『敷地内では政治的な内容を一切報道できない』と言われた」と語った。
また、外交部(外務省)も17日に報道資料を発表した。今回の一件はホテル側の対応や意思疎通上の誤解に起因するものだとの見方を示した上で、台湾にとって報道・言論の自由は核心的価値であり、政府が報道内容に対して介入することはないと強調した。

