(台北中央社)ロシアが8日にウクライナ各地を攻撃し、首都キーウ(キエフ)の小児病院にミサイルが直撃したのを受け、外交部(外務省)は9日、ロシアに対して「強い非難」を表明するとともに、被害を受けた病院の医療物資調達を支援するため、20万米ドル(約3230万円)を寄付すると発表した。
同部によれば、駐ポーランド代表処(大使館に相当)を通じて同院院長にお見舞いを表明したという。
同部は、台湾は国際人道精神を発揮し、被害を受けた病院や子供たち、その家族に援助の手を差し伸べ、ウクライナの人々の基本的尊厳と人道的待遇が守られることを支援すると表明。ロシアに対し、ウクライナの独立、主権と領土の完全性を尊重し、早急に侵略を終わらせ、平和を取り戻すよう呼びかけた。