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山東前参院議長、総統就任式に出席へ 政界入り50周年祝う会に頼副総統が祝電/台湾

2024/05/09 15:04
山東昭子前参議院議長(右から3人目)と握手を交わす留日台湾同郷会の詹徳薫名誉会長。左から3人目は台北駐日経済文化代表処の蔡明耀副代表
山東昭子前参議院議長(右から3人目)と握手を交わす留日台湾同郷会の詹徳薫名誉会長。左から3人目は台北駐日経済文化代表処の蔡明耀副代表

(東京中央社)自民党の山東昭子前参議院議長は8日、台北市で20日に開かれる頼清徳(らいせいとく)次期総統の就任式に出席する予定だと中央社に明らかにした。東京都内で開かれた自身の政治生活50周年を祝う会で取材に応じ、就任式について言及した。祝う会には頼氏から祝電が送られた。

祝う会に自民党関係者の他、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の蔡明耀(さいめいよう)副代表や同処横浜分処の張淑玲(ちょうしゅくれい)処長(総領事に相当)らも出席。山東氏と親交が深い在日台湾人団体「留日台湾同郷会」の詹徳薫名誉会長は、約80人の台湾系華僑を率いて参加した。

詹氏によれば、頼氏からの祝電には山東氏が台日の友好関係を積極的に促進し、民間の交流や協力を深化させたことなどに対して、心からの感謝を伝えるとする内容が記されていたという。

山東氏は取材に対し、日台の友情は切っても切れないものであり、この友情を今後も大切にしていきたいとの考えを示した。また頼氏の就任式に当たり、多くの友人と共に台湾を訪問して式典に参加するとした上で、訪台に期待を寄せた。

山東氏は超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の副会長や顧問を務めた経歴を持つ。昨年5月にも訪台し、蔡英文(さいえいぶん)総統や頼氏と面会した。参議院は山東氏が議長を務めていた2021年6月、世界保健機関(WHO)の総会に台湾が参加できるよう関係各国に求める決議を全会一致で可決した。

(楊明珠/編集:田中宏樹)

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