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もし両岸で偶発的衝突あったら「国軍は絶対的航空優勢を掌握」=国防部/台湾

2024/03/11 19:59
国軍のP3C対潜哨戒機
国軍のP3C対潜哨戒機

(台北中央社)国防部(国防省)の柏鴻輝(はくこうき)副部長(副大臣)は11日、両岸(台湾と中国)の間で偶発的な衝突や戦争が起きた際、国軍は絶対的航空優勢を掌握するとの見方を示した。

立法院(国会)外交・国防委員会で民進党の邱志偉議員が、台湾は毎日中国の軍用機の進入を受けているとした上で、もし偶発的に衝突が起きたり戦争になったりした場合、国軍は制空権を掌握する自信があるのかと質問した。柏氏は、パイロットについて言えば、敵機が台湾の防空システムに現れ、火力がカバーする範囲内にあるため、国軍が絶対的航空優勢を把握すると答えた。

また国民党の頼土葆議員からの質問に対し、国際法の規定にのっとり、不明な機体が同意なく海岸線から24カイリ(約44キロ)の空域・海域に接近した場合は、通告や遮断、退去させる行動などを取ると説明。もし12カイリ(約22キロ)の領海や領空に続けて侵入すれば、国連憲章第51条の規定により自衛権を行使すると述べた。

国軍には境界線を越えた敵機を撃ち落とす能力があるかどうか頼氏から問われると、柏氏は「ある」と答えた。

(游凱翔、呉書緯/編集:田中宏樹)

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