当時の国民党政権が市民を弾圧した1947年の「2・28事件」から77年を迎えた28日、政府主催の追悼式典が南部・嘉義県で開かれた。式典に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、政府が進める移行期正義は特定の政党に矛先を向けたものではないと述べた上で、民主政治の政府だからこそ権威主義的な統治を行ってきた過去の国家の不法行為に対して責任を負い、その傷の埋め合わせをしていくとの考えを示した。
お探しの記事は有効期限を過ぎており表示できません。
中央社の有料記事データベースをご利用ください。
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます