(花蓮中央社)岩手県盛岡市の谷藤裕明市長は11日、東部・花蓮県政府を訪問し、徐榛蔚(じょしんい)県長と面会した。双方は観光や農業、文化などでの協力深化に期待を示し、友好関係をさらに増進させることで一致した。
徐氏は盛岡市との交流について、2002年から21年にわたり行われていると強調。豊かな文化のある盛岡市は花蓮が学ぶモデルだと語った。
また谷藤氏は、旅行予約サイト、ブッキング・ドットコムが今月7日に発表した23年版の「トラベラー・レビュー・アワード」で花蓮が「世界で最も居心地の良い都市」の2位に選ばれたことや、今年1月に米紙ニューヨーク・タイムズが発表した「23年に行くべき52カ所」で盛岡市が英ロンドンに次ぐ2番目に紹介されたことに言及。これを契機とした双方のさらなる発展に期待を寄せた。