(台北中央社)国防部(国防省)は17日、女性を対象にした軍事訓練を第2四半期から始める方針を明らかにした。従軍経験者200人余りに対し実施する見通しで、インターネットなどで志願者を募る。
同部はこの日、記者会見を開き、志願者を対象とした予備役の軍事訓練について説明した。14日間の訓練と5~7日間の訓練を実施する。男性も対象で、400~500人の参加を募る予定だという。
訓練に5回以上参加した者には5回目から毎回の訓練終了後、賞金として5000台湾元(約2万2000円)を支給する。参加の申込みができるのは1年に1回のみ。
中国の軍事圧力の高まりを受け政府は昨年末、18歳以上の男子に義務付けている兵役を現行の4カ月間から1年間に戻す方針を発表した。実施は来年からの予定で、2005年1月1日以降に生まれた男性が対象となる。