セントビンセント首相、中国が求める台湾との断交「受け入れられない」

2022/08/10 16:33
中央社の独占取材に応じるセントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザルベス首相
中央社の独占取材に応じるセントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザルベス首相

(台北中央社)台湾を訪問しているセントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザルベス首相は9日、中央社の単独取材に応じ、全ての国との交友関係を望むが、「台湾との断交」を前提とする中国の求めには応じられないとし、「私がセントビンセント・グレナディーンの首相である限り、このような前提は受け入れられない」と語った。

中華民国(台湾)とセントビンセント・グレナディーンは1981年8月15日に国交を樹立。12回目の訪台となったゴンザルベス氏は7日から12日まで滞在する。

中国が台湾周辺で軍事演習を行い、台湾海峡の緊張が高まっているが、ゴンザルベス氏は、中国がなぜペロシ米下院議長の訪台で「過剰な反応」をしているのか分からないと指摘。またこの時期の訪台と軍事演習には何ら関係はないと語った。

中国との関係については、国際機関の中で共存し、普段から中国の外交官と接触して尊敬し合いながら話を交わすと説明。その上で、中国はセントビンセント・グレナディーンが中国と国交を結び、台湾と断交することを強く願っていると思うとしながらも、中国の前提は受け入れられないと述べた。

また多くの中南米諸国が米中の「綱引き」の中でどちらを支持するか選択を迫られていることについては、問題に応じて自分たちの正しい判断を下すべきだとする認識を示した。

(黄雅詩/編集:齊藤啓介)

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