(台北中央社)日本政府は29日、2022年春の外国人叙勲受章者を発表した。台湾からは3人が日台間の友好関係増進に顕著な功績があったとして選ばれた。
台湾の対日窓口機関、亜東関係協会(現台湾日本関係協会)会長や台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)副代表などを歴任した陳鴻基(ちんこうき)氏には、日台間の友好親善と相互理解の促進に寄与したとして旭日重光章が贈られる。
李永熾(りえいし)元台湾大学歴史学部教授は、台湾における日本近代史研究の発展および日台間の相互理解促進に寄与したとして旭日中綬章を受章した。
やまがた特命観光・つや姫大使や食材王国みやぎ大使などを務める林定三(りんていさん)鼎三国際企業会長は台湾における日本産農林水産物・食品の紹介を通じた日本食文化の普及に寄与したとして旭日双光章を受けた。
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は29日の報道資料で、日台関係の発展のために長年にわたり献身的な尽力をしてきた受章者の貢献に衷心の敬意と謝意を表した。
春の外国人叙勲の受章者は112人。
(編集:名切千絵)