(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は17日、台湾の半導体関連企業などでつくる台湾電子設備協会の役員と台北市の総統府で面会した。台湾の半導体産業の著しい発展の機に乗じ、半導体製造装置の国産化を推進していくことに意欲を示し、国際競争力の強化に期待を寄せた。
蔡総統は、半導体製造装置の国産化推進は政府の政策だとし、同協会の重要な目標でもあると指摘。製造装置の開発に業者が参入することを奨励すると話し、支援していく姿勢を見せた。
また、同協会が台湾の業者の海外進出に尽力していることにも言及。大分県や熊本県の団体との覚書調印によるパートナー関係樹立や、商談会を通じた国内の業者の支援など同協会の取り組みに触れ、謝意を示した。