台湾であす国民投票 成長促進剤入り豚肉の輸入禁止など賛否問う

2021/12/17 17:23
今回の国民投票の投票用紙見本
今回の国民投票の投票用紙見本

(台北中央社)台湾で18日、4件の国民投票が実施される。成長促進剤「ラクトパミン」使用の豚肉の輸入禁止などについて賛否を問う。結果は同日午後10時前には判明する見通し。

4件の国民投票は今年8月28日に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で12月に延期された。8月27日以前に満18歳だった国民が投票できる。有権者数は1982万5468人。賛成票が有権者数の4分の1以上かつ反対票を上回れば成立する。今回の場合、成立するには少なくとも495万6367票以上の賛成票を獲得する必要がある。

4件とも最大野党・国民党が賛成を求める一方で、与党・民進党は4件全てへの反対を呼び掛けている。

ラクトパミン入り豚肉の輸入を巡っては、民進党の蔡英文(さいえいぶん)政権が今年1月、米国との関係深化を目指して解禁したばかり。だが国民党は、ラクトパミンが人体に与える影響に関する研究が不十分で、健康被害を受ける懸念もあるとして国民投票を発起した。蔡総統は16日、仮に輸入禁止が成立すれば、環太平洋経済連携協定(TPP)への加入に影響が出るだけでなく、国内経済や産業の対外取引などへの衝撃は免れないと訴えた。

このほか、第4原子力発電所(新北市貢寮区)の稼働▽液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の建設地の移転▽全国を対象とした選挙と国民投票(住民投票)の同日実施ーが国民投票にかけられる。

(陳俊華/編集:名切千絵)

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