台湾で6日は中秋節(中秋の名月)。北東部・宜蘭県冬山郷公所(役場)は1日、台湾鉄路(台鉄)冬山駅前の広場に高さ11メートルの月とウサギのオブジェを設置した。
林峻輔郷長は、中秋節は家族団らんの重要な時間で、円満や希望、幸福の象徴だと紹介。オブジェを通じて地方の特色と文化の魅力を表現したと語った。
会場にはこの時期の風物詩として知られるブンタン(文旦)のオブジェも設置された。いずれも31日まで展示され、夜にはライトアップされる。
(王朝鈺/編集:齊藤啓介)