(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は9月30日、日本から輸入された温州ミカン500キロが水際検査で不合格になったと発表した。台湾でミカンへの残留が認められていない農薬が検出された。全て積み戻しまたは廃棄処分される。
不合格となったのは大分産の温州ミカン。殺虫剤クロルピリホス0.01ppmとシアントラニリプロール0.03ppmが検出された。いずれも台湾ではミカンへの残留が禁じられており、検出方法の定量限界0.01ppmを下回る必要がある。
8月下旬にも佐賀産の温州ミカン222キロからシアントラニリプロール0.01ppmが検出され、水際検査で不合格となっていた。
中国産ツバキ油や米国産ホウレンソウなど9件の不合格も同日発表された。