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日本産温州ミカンが水際検査で不合格 残留農薬の規定違反/台湾

2025/10/01 11:59
残留農薬の規定違反で水際検査で不合格となった日本産温州ミカン(食品薬物管理署HPから)
残留農薬の規定違反で水際検査で不合格となった日本産温州ミカン(食品薬物管理署HPから)

(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は9月30日、日本から輸入された温州ミカン500キロが水際検査で不合格になったと発表した。台湾でミカンへの残留が認められていない農薬が検出された。全て積み戻しまたは廃棄処分される。

不合格となったのは大分産の温州ミカン。殺虫剤クロルピリホス0.01ppmとシアントラニリプロール0.03ppmが検出された。いずれも台湾ではミカンへの残留が禁じられており、検出方法の定量限界0.01ppmを下回る必要がある。

8月下旬にも佐賀産の温州ミカン222キロからシアントラニリプロール0.01ppmが検出され、水際検査で不合格となっていた。

中国産ツバキ油や米国産ホウレンソウなど9件の不合格も同日発表された。

(陳婕翎/編集:名切千絵)

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