南部・嘉義県では年に一度の台湾ランタンフェスティバルが開かれている。イベントに合わせて行われた全国ランタンコンテストでは、矯正施設で法務部(法務省)矯正署新竹監獄の受刑者が手掛けた作品「童話」が団体・機関部門で最高賞となる「ランタン王」に輝いた。同部によれば、同矯正施設による同賞獲得は17年連続だという。3日、県内のホテルで同部による成果発表会が開かれた。
親子、中学校、高校・職業高校、大学・社会、団体・機関の五つの部門があり、計282点の作品が寄せられた。同監獄は団体・機関の部門に参加し、計77作を出品。ランタン王に選ばれた「童話」の他、特別優秀賞5件、優秀賞8件、1等賞9件、佳作18件など、計41点が受賞し、受賞率は53%に達した。
新竹監獄によれば、「童話」は人々の心の中に眠っている童話パラダイスの記憶を呼び起こすことをデザインの理念とされ、素朴ながらも温かみのあるクッキーハウスが主体となっている。屋根にはイチゴやカラフルな飴・キャンディーなどが飾られており、部屋の中には穏やかな表情の子馬が部屋の主人のように「初心探しに入ってみよう」と来場者を誘っているという。
発表会に出席した同県の翁章梁(おうしょうりょう)県長は、今年のランタン王はインターネットで高く評価されていると言及。このような作品があることで、台湾ランタンフェスティバルの魅力が一層高まっていると述べた。