南部・台南市に暮らす市民3人が21日、同市政府に災害救助犬輸送車1台を寄贈した。車内には救助犬4匹を収容できる空間があり、活動時に十分な休息が確保できる。
市政府消防局で行われた寄贈式では、黄偉哲(こういてつ)市長が市民3人に感謝状を手渡した。
李明峯消防局長は、昨年4月の花蓮地震や今年1月に台湾南部で起きた地震では、救助犬が活動した後の体温調節に支障が出ていたと話し、状況の改善に期待を寄せた。
(楊思瑞/編集:齊藤啓介)