台北メトロ(MRT)は12日、愛犬をケースに入れずに乗車できる特別列車を運行した。毎年4月11日の「ナショナルペットデー」に合わせたもの。犬が興奮して車内を“探検”したり、匂いを嗅ぎ合ったりする様子、飼い主同士の交流などが見られた。
台北メトロの同様の活動は3年目。これまでは猫も対象だったが、ネコの特性を考慮して今年は犬限定となった。
同社によれば列車は午後1時ごろから同6時ごろまで、淡水信義線の淡水─象山間を上下線合わせて16本運行。各駅に停車し、一般の乗客も乗車できる形が採られた。空調にはフィルターが二重で設置され、運行終了後には車内の消毒とフィルターの交換が行われたという。