13日開幕する大阪・関西万博は12日、大阪市の会場で開会式が行われた。台湾からは経済部(経済省)の外郭団体、台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)の黄志芳董事長(会長)、同センターが100%出資する民間企業、玉山デジタルテックが出展したパビリオン「テックワールド館」の館長を務める邱揮立TAITRA副秘書長が招かれ、向正面の席に腰を下ろした。
完成までに3年を要し、20億台湾元(約90億円)が投じられた「テックワールド館」。「世界をつなぎ、より良い未来の暮らしへ」をコンセプトに、ネイチャー、ライフ、フューチャーをそれぞれテーマにした三つの劇場を用意し、人同士、人と自然、社会同士が「共に良くなる」との価値観を伝える。22日に開かれる開館式には、日本の複数の国会議員が出席する予定だ。