(台北中央社)和歌山県で6月28日から7月2日まで開催された「AIDAプールフリーダイビング世界選手権」で、台湾の選手が男子の3種目で合わせて5個のメダルを獲得した。各種目の合計スコアによる総合ランキングでは詹凱翔選手が1位に、李柏彥選手が3位に輝いた。
息を止めて泳いだ距離などを競う競技で、4種目が行われた。詹選手は1枚のフィンで泳ぐ「ダイナミックウィズフィン」(DYN)と、フィンを使わずに泳ぐ「ダイナミックノーフィン」(DNF)の2種目で金メダルを、2枚のフィンで泳ぐ「ダイナミックバイフィン」(DYNB)で銀メダルを獲得した。DNFでは2位のフランス選手より29メートル長い240メートルを泳いだ。
DNFとDYNBではアジア記録を更新。息を止めた時間を競う「スタティックアプネア」(STA)でも4位に入り、台湾記録を塗り替えた。突出した成績が評価され、特別賞が授与された。
李選手はDNFとDYNBで銅メダルを手にした。