離島・金門県で冷戦期に軍事用として整備された小型艇用トンネル「漁村小艇坑道」が整備・修復され、3日に供用開始のセレモニーが行われた。県はトンネル内でのマリンスポーツSUP(サップ、スタンドアップ・パドルボード)体験も企画している。
県観光処の報道資料によれば、歩道が整備されたため、観光客が歩いてトンネル内部に立ち入れるようになった。将来的には周辺の集落や軍事遺産、地域の景観を結び付けて「軍事・文化・集落の回廊」を形成するという。
(呉玟嶸/編集:田中宏樹)