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台湾・桃園の企業が市に移動図書館を寄贈 遠隔地の人々により多くの読書機会提供

2024/12/17 18:20
桃園に本部を置く企業から市立図書館に寄贈された新しい移動図書館=桃園市立図書館提供
桃園に本部を置く企業から市立図書館に寄贈された新しい移動図書館=桃園市立図書館提供

北部・桃園市に本部を置く電子機器製造のACES(宏致電子)は17日、桃園市立図書館に移動図書館を1台寄贈した。遠隔地に住む人々に対し平等な学習・読書機会の提供に期待が寄せられている。

同社が移動図書館を寄贈するのは今回で3台目。桃園市の移動図書館は計9台になった。

桃園市政府教育局の劉仲成局長は移動図書館について、市内13区を巡回し、昨年までに延べ39万6720キロを走行。延べ2354回開館し、延べ9万212冊が閲覧・貸し出されたと話す。

市立図書館の施照輝館長は、スピーカーやパラソル、テーブル、椅子、ポット、カップなどを備え、快適に読書できるとアピールした。

ACESの袁万丁董事長(会長)は狭小な道路でも走行でき、図書館のリソースを遠隔地に届けられることが最大のメリットだと強調。子供たちや市民がより多くの読書リソースに触れることを支援すると語った。

(葉臻/編集:齊藤啓介)

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