南部・高雄港の嘉信22号ピアで28日、ボートの国際見本市「台湾国際ボートショー」(台湾国際遊艇展)の開幕式典が行われた。さまざまなボートのうち、スーパーカーの形をしたものも見られ、多くの人がその姿を写真に収めようとした。
4回目を迎えた同イベント。今年は56社が出展し、亜湾ピア、嘉信22号ピア、愛河湾亜果ピア、高雄港第3ドックピアの四つのピアで計77隻が展示されている。ピアに隣接する陸上エリアでは、アウトドア用品やマリングッズなどの展示があり、使用ブース数は101に達する。
スーパーカー型ボートを出展したのは台湾の業者。ドバイのジェットカーを参考にしてデザインされたという。ボートショー参加のため、数日前、高雄の光栄埠頭(ふとう)に停泊したところ、来場者やネットユーザーからも注目を集めた。
「台湾の製造技術の高さを示しているだけでなく、台湾のボート市場に新しい楽しみ方をもたらした」と同業者は胸を張っている。すでに試乗予約の受け付けが始まっており、搭乗実施は12月2日以降。
ボートショーは12月1日まで。