南部・嘉義県鹿草郷出身の男性が、都会での仕事を辞めて地元に戻り、カフェ「幕後咖啡」をオープンした。祖父が暮らしていた民家を改修し、嘉義の特産品を取り入れたメニューを提供している。
オーナーの林哲弘さんは今年30歳。大学卒業後は南部・高雄で映像制作の仕事をしながら、カフェでアルバイトをしていたが、数年前にUターンを決めた。
エスプレッソにグァバジュースを混ぜ、梅パウダーを振りかけた「抜辣GUAVA」やエスプレッソにレモンジュース、リュウガンの蜜漬けなどを混ぜた「雷夢LEMON」などの創作メニューもある。
22日には翁章梁(おうしょうりょう)県長が来店。若者の企業を支持して、共に嘉義県の産業に新たな活力を注入しようと呼びかけた。