中部・雲林県北港鎮で27日、同鎮の名産品として知られるごま油と伝統菓子の「糕餅」をPRする「雲林県北港国際糕餅ごま油フェスティバル」が開かれた。北港産ごま油を使用した鶏肉入りのスープ「麻油鶏」がその場で調理され、約2000人に無料で振る舞われた。
会場となった北港朝天宮前では、麻油鶏の提供の他にも糕餅の試食や抽選、親子お面作り体験などが行われた。
北港朝天宮は昨年は約742万人が参拝に訪れたという県内屈指の観光地。張麗善(ちょうれいぜん)雲林県長は、北港鎮には豊富な宗教文化と有名で伝統的なグルメがあり、中でも糕餅とごま油は全国的に名が知れていると話した。