中部・台中市の弘光科技大学を今年卒業した元学生らが、ピーマンやゴーヤー、ニンジンなど、一般的に子どもが苦手とする食材を使って食べやすくした15種類の料理を考案した。同大によると、ゴーヤーはカップケーキに混ぜたところ、好き嫌いがある子どもも完食したという。
元学生らが考案したのはゴーヤーのカップケーキの他、ゴーヤーのミルクプリン、野菜グラタン、トマトを混ぜた肉団子、ピーマンを使ったマフィン、ニンジンゼリーなど。同大の張家卉助理教授(助教)は、子どもの好き嫌いで悩む保護者は参考にしてほしいと語った。
同大の調べでは、子どもがある食べ物を嫌がる理由は色や味、食感、心理的要因などで、食事中にむせたり、怒られたりすると、悪い思い出として残り、その時の食べ物を嫌いになることがあるという。