北部・新竹市の市定古跡に登録されている日本統治時代に建設の小学校校舎で12日、修繕工事が始まった。建材はできるだけ再利用する方針で、2027年の完成を予定している。
新竹市政府によると、修繕が始まったのは新竹小学校で「百齢楼」と呼ばれる、1937年建設の校舎。45年には空襲被害を受けたが、48年に修復され、2017年に市定古跡に登録された。
今回の修繕には1億1213万台湾元(約4億9360万円)余りの費用が投じられる。新竹市政府教育処は修繕後も引き続き校舎として使用し、歴史的、芸術的、科学的価値を示すとしている。