アフリカ・ケニアで今月2日から5日間の日程で開催されたウルトラマラソンに出場した台湾の陳彦博さんが、約230キロメートルの距離を21時間18分かけて争覇し、優勝を果たした。
陳さんのフェイスブックによると、大会には約100人が出場。野生動物の保護区を走るため、ライオンやゾウ、キリンなどの出没に絶えず注意する必要があるという。
出発前に服用したマラリア予防薬で体調を崩して不眠となった他、道に迷い2キロ多く走るトラブルに見舞われ、一度は米国やロシアの選手に差をつけられたものの、その後逆転に成功。「困難なチャレンジをクリアできた」と喜びを語っている。