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パリ五輪/ボクシング性別騒動渦中の林郁婷 東京五輪金の入江が言及「一ボクサーとして見て」

2024/08/04 17:00
中学校の卒業アルバムに写る林郁婷=読者提供
中学校の卒業アルバムに写る林郁婷=読者提供

パリ五輪のボクシング女子57キロ級に出場し、性別騒動の渦中にある林郁婷について、東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストで、林との対戦経験もある入江聖奈さんが3日、自身のX(旧ツイッター)で言及した。林が出場する試合について「『パワーで押し切っているんだな』という目で見るのでなくて、1ボクサーとしてみてほしいなって思います」(原文ママ、以下同)とつづった。

これまでに林と公式戦で2回戦ったほか、スパーリングを3回行ったことがあるという入江。林が強いと感じた点について、長身や「右構えから左構えへのスイッチ」、「仕留めにかかる勝負勘」などだとした上で、「単純なパンチ力だけなら海外にも国内にもそれ以上の選手はいました」と語った。

また先月31日には「擁護している、とかではないです」と断った上で、「専門家の意見がない状態で『男が女をボコボコにしている!』みたいな選手の尊厳を傷つけるような発言は嫌です」とも投稿していた。

(戴雅真/編集:田中宏樹)

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