離島・連江県(馬祖列島)の無人島、大坵島は、1980年ごろに放たれたタイワンジカが繁殖して島の名物となっている。現在、大坵島へは生態観測を目的とした船が期間限定で運航されており、県内の民宿はシカのぬいぐるみのキーホルダーを制作し、「シカ商機」を狙っている。
キーホルダーはツアーガイドや土産物店を通じて販売。昨年は2万個以上が売れたという。
島への船の運航は、今年は3月17日に始まった。10月までの予定。台湾で清明節(今年は4月4日)に伴う連休となる4~7日にかけては、すでに300人近くが同島への乗船券を購入しているという。