クリスマスと年末の楽しい雰囲気を盛り上げようと、交通部(交通省)観光署(観光庁)参山国家風景区管理処は中部・台中市でライトアートフェスティバル「山谷灯光節」を開催している。主役となるのは2本のヒマラヤスギの木で、台湾で最も高い場所にあるクリスマスツリーとして注目を集めている。
会場は高原野菜や果物などの生産で有名な市の景勝地、梨山と温泉地として知られる谷関の両地で、今年で3年目の開催となる。
ヒマラヤスギの木は標高1956メートルの梨山にある宿泊施設「梨山賓館」前に聳えており、「雲の上のクリスマスツリー」とも呼ばれ、高さ28メートルに及ぶ。
同処によれば、周りには交通部(交通省)観光署(観光庁)のPRキャラクター「オーション」(喔熊)の形をした光のオブジェや現地に住む原住民(先住民)族出身の工芸士と手を組んだ作品なども見られ、梨山の夜を美しく彩っているという。
イベントは来年1月7日まで続く。