中部・南投県竹山鎮で新鮮な地元産たけのこのPRイベント「鮮筍節」が行われている。1人でも竹筒ご飯やたけのこを使ったセット料理など旬の味が楽しめるとして同鎮は参加を呼びかけている。
南投県におけるたけのこの生産量は台湾第5位で、竹山鎮はその主な産地の一つ。種類はタイワンマダケ、モウソウチクなど。同鎮のもう一つの特産として赤い皮をしている甘藷が挙げられる。
イベントは今年で3回目。同鎮の陳東睦鎮長によれば、たけのこによるセット料理が提供されるのは来月26日、12月2日、3日、9日、10日の計5回。毎回の参加者数は100人が上限とされる。
セット料理には甘藷とたけのこ入りのまんじゅう、野菜入りのたけのこスープ、たけのこと豚肉の煮もの、お茶のゼリーなど計9品が含まれ、竹製の容器に入れられる。食事の後は竹製のスプーンも容器も持って帰れるという。
料理を楽しみたい場合、インターネットによる事前の申し込みが必要で、受付は来月17日まで。20日現在、すでに11月26日と12月2日分が満員になったという。