台湾の防災の日に当たる21日の「国家防災日」を前に、台湾海峡の離島、澎湖県の小学校で14日、地震の発生を想定した訓練が行われた。児童たちは机の下にもぐったり、防災頭巾をかぶって校舎の外に避難したりした。
訓練を視察した陳光復(ちんこうふく)県長は、台湾は地震が頻繁に起こり、財産に著しい損害を与えると指摘。今回の訓練を通じて児童や島民に防災意識を高め、災害時の対応力を強化してもらい、死傷者の発生を防ぎたいと語った。
台湾では1999年9月21日、台湾大地震が発生したのにちなみ、この日を「国家防災日」としている。
(編集:齊藤啓介)