中部・台中市の弘光科技大学は15日、菌類由来の代替タンパク質「マイコプロテイン」を使った食パンやアイスクリーム、人工肉などの食品開発に成功したと発表した。食品科技学科の林麗雲教授は、肉や牛乳の摂取量を減らせば地球を救えるとアピールした。
林氏によると、マイコプロテインには豊富なたんぱく質と食物繊維を含むという。バイオテクノロジー企業との産学協力で開発した。アイスクリームは複数回にわたる試作でマイコプロテインが持つ苦みを克服し、食パンはもっちりとした食感を再現した。
(趙麗妍/編集:齊藤啓介)