李登輝(りとうき)元総統が亡くなってから30日で3年となった。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)はこの日、フェイスブックページを更新し、台北日本人学校で李元総統をテーマにした教材が作られたと紹介した。
泉代表によれば、道徳の授業で使用される副読本教材に李元総統の少年時代の物語が取り入れられた。農業経済学を志したきっかけや父親とのエピソードが書かれているという。
泉代表は、台湾で学ぶ日本の子どもたちが教材を通じて李元総統という人物の一端に触れ、心に留めることに期待を寄せた。