中部・苗栗県政府は24日、「歩車分離式信号」や「歩行者先行現示式信号」などの歩行者に優しい信号を9月までに35カ所の交差点に設置し、道路を横断する歩行者と車両の衝突事故を防ぐ方針を示した。
県内では現在7カ所で歩行者に優しい信号が導入されている。鍾東錦(しょうとうきん)県長はこの日、歩車分離式信号の運用状況を視察し、人と車の衝突事故防止に寄与し、歩行者の安全性を向上させられると評価した。
県工務局の古明弘局長は、歩行者に優しい信号を導入した交差点では導入から現在まで歩行者が関わる事故は起きておらず、成果は良好だと話した。