エビの大きさを競う大会が南部・屏東県潮州でこのほど開かれた。オス部門で優勝したのは、成人男性の腕ほどあるオニテナガエビ。重さは356グラムに達し、大会記録を更新した。
台湾では肥育したブタの重量を競う「神ブタ大会」が催されている。屏東ではオニテナガエビの養殖が盛んで、同イベントは「神エビ大会」と呼ばれる。今年で5回目を迎え、39組が参加した。
優勝を手にした顔煜騰さんは34歳。北部で働いていたが、4年前地元に戻り家業を継いだ。初参戦した昨年は惨敗に終わったことからベテランに教えを請いた顔さん。大きい個体を選び出しこまめに水を交換したり、栄養のある飼料を与えたりと工夫をこらしたという。
顔さんには1万台湾元(約4万4000円)に加え、新記録樹立の賞金が贈られた。