南部・嘉義県の景勝地、阿里山で来月1日から7日まで地元産高山茶を楽しみながらサクラを堪能する恒例イベントが行われる。同県政府が18日明らかにした。
雲海や日の出、夕焼けなどの絶景を満喫できる名所として知られる阿里山。春になると、ソメイヨシノやカンヒザクラ、ヤエザクラなどさまざまな品種のサクラに覆われる。
台湾を代表する高山茶の産地でもあり、標高約1360メートルの地点にある石棹辺りでは日照時間が短く、朝晩の寒暖差が激しいため、苦味の少ない高品質のお茶に仕上がる。
同県の翁章梁県長は同イベントについて、「この時期に阿里山を訪れ、後悔することは絶対にない」と自身が昨年出席した際の経験を紹介し、太鼓判を押していた。
会期中の毎日午後6時30分から同7時20分と午後7時30分から同8時20分の2回にわたって催される。