今冬初の寒波が襲来し、台湾各地は17日、厳しい冷え込みとなっている。標高の高い山では雪が降る可能性があり、中部・南投県と東部・花蓮県の境界にある合歓山や北東部・宜蘭県の大平山では雪を見ようと多くの行楽客が押し寄せている。
中央気象局の予報では、北部では17日夜から18日早朝、中部や南部、花蓮、台東地区では19日夜まで寒さが続き、標高3000メートル以上の山では18日に降雪の可能性が高いとしている。
太平山国家公園森林遊楽区を管理する行政院(内閣)農業委員会林務局羅東林区管理処によると、17日午前11時には1700人の行楽客が同区に入場し、午後0時ごろには駐車場は満車になったという。