台湾無印良品は27日、東部・台東県に台湾で57店目となる台東店をオープンさせた。同県では初めての店舗となり、県政府と協力に関する覚書も締結した。
同社は今月初旬から同県内で移動販売車の運行を始めている。同社広報の帥宗婷さんは、商品を販売する以外に台東各地の人々の生活交流スポットになってほしいと説明。地元の人々との交流を通じて生活上の悩みを解決する手助けをしたいと語った。
饒慶鈴(じょうけいりん)台東県長は、覚書の締結を通じて同社が地方活性化やリソースの活用、地方産業の振興、育児や高齢者支援などの公共サービスなどで協力を行うとし、将来はさらに多くの分野で連携し、台東を住みやすくすると語った。