南部・高雄市で13日、鼓山、左営、仁武地区などに住む市民から異臭がするのとの通報が相次いで寄せられた。市の環境保護局が職員を派遣して調査したところ、開花時期を迎えたヤツデアオギリが放つ臭いが原因だったことが分かった。
同局によると、ブタのフンのような臭いがするとの通報が、この日未明に10件寄せられた。またジタノキ、フクギ、オオバアカテツなども独特な臭いを放つために連絡があるという。
同局は、異臭がした時はまず自宅近くに独特な臭いを放つ植物がないか確認し、それでも分からない場合や化学物質漏えいの懸念がある場合は通報してほしいと呼び掛けた。