台南市政府農業局と龍崎区農会(農協)は、廃棄された竹製カキ養殖棚を使った炭の開発に成功した。猫砂や消臭・除湿グッズなどとして生まれ変わり、新たな商機を狙う。
1日には記者会見が行われた。李建裕農業局長によると、台南市では養殖業者によって毎年多くのカキ養殖棚が廃棄され、回収量は5000トンに達するという。沿海部に放置したままだと環境汚染につながるため、農業局と農会、嘉義大学が協力して再利用化を図った。これまでは焼却処分するか、ボイラーの燃料にする活用方法しかなかったという。
関連グッズは龍崎区農会竹炭故事館で購入できる。
(写真:台南市農業局提供)