台北市内のショッピングエリア「晴光商圏」で13日、フィリピンの有名な仮面祭り「マスカラ・フェスティバル」がにぎやかに行われた。同市政府は「どんなにつらくても笑顔は忘れない」という同フェスティバルの前向きな精神を市民たちに紹介したいのが目的だとしている。新型コロナウイルスの影響で今年は街頭パレードが取りやめになったが、色鮮やかな伝統衣装を身にまとった参加者たちは笑顔の仮面で踊ったりして会場を盛り上げた。柯文哲市長(右)と黄珊珊副市長(左)もイベントに出席。2人はカラフルな仮面をつけ、フィリピンの特色ある文化を体験した。台北市は昨年、同フェスティバルを初めて開催。好評を呼んだことから、2回目の開催が決まった。同市内には東南アジアからの移住者や出稼ぎ労働者約10万人が集まっているという。