(屏東中央社)ピアニスト、角野隼斗さんのリサイタルが25、26両日、南部・屏東県で開かれる。台湾での公演は昨年10月、今年4月に続き3回目となる。
これまでに台湾の北部や中部、南部など各地で公演を行ってきた角野さん。同県での公演は初めて。リサイタルは県などが主催する。県文化処によると、過去に行われた公演はチケットが発売後すぐに売り切れるほどの人気だったという。バッハやカプースチンなどクラシックの名曲に加え、角野さん自身が作曲や編曲した作品も演奏される。
角野さんは2021年のショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストに選ばれるなど、クラシックのピアニストとして実力を発揮している。一方でポップスやアニメ映画の主題歌などを投稿する自身のユーチューブチャンネルは約128万人の登録者を抱えており、多様な層のファンを持つ。4月の来台時には、高雄市交響楽団と共演した。
公演は屏東パフォーミング・アーツ・センター(屏東演芸庁)で開かれる。