(台北中央社)台湾のプロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)に台鋼ホークス(台鋼雄鷹)が正式加盟し、8日に球団ロゴが発表された。
CPBLが6球団体制となるのは2008年以来で、同日の記者会見に出席した蔡其昌(さいきしょう)会長は、「大きな一歩だ」と述べ、プロ野球のさらなる発展に期待を寄せた。ホークスの母体となる台湾鋼鉄(台鋼)グループの謝裕民(しゃゆうみん)会長は、今月中旬に予定されている入団テストに当初の予想を大きく上回る457人の応募があったことは「大きな励ましになった」と喜んだ。
本拠地を南部・高雄市の澄清湖野球場に置くホークスは2023年から2軍に参加が認められ、24年からは1軍にも参戦する予定。
台湾プロ野球は、相次ぐ八百長事件の影響もあって2009年から4球団体制が続いていたが、20年以降は1999年に解散した味全ドラゴンズの再加入や2軍参加で5球団体制となっている。