(台北中央社)紙飛行機の世界大会「レッドブル・ペーパー・ウイングス」は13〜14日にオーストリア・ザルツブルクで行われ、「曲芸飛行」部門に初出場した台湾代表の馬成発が、中国ごまと組み合わせたパフォーマンスで2位に輝いた。
大会には世界60余りの国・地域から選手が参加。「飛行距離」や「飛行時間」など3部門が行われ、「曲芸飛行」部門では紙飛行機を取り入れた60秒間のパフォーマンスで創造性や紙飛行機の技術などを競った。
台北市立大学に通う馬はマレーシア出身。中国ごまは15年の経験があり、片手でこまを、もう一方の手で紙飛行機を操る難易度の高いパフォーマンスを披露した。
結果は42ポイントで準優勝。同大会に出場した台湾代表としては過去最高の成績を残した。
主催したレッドブルの報道資料によると、馬はオーストリアでの試合について「しっかりとステージを楽しもうという気持ちで準備していた」と語り、結果については、予想していなかったと喜んだという。
優勝はマジシャンのいでたちで出場した韓国代表選手の46ポイント。優勝後には交際相手の女性にプロポーズし、会場を沸かせた。