(台北中央社)サッカーの女子アジア・カップに14年ぶりに出場した台湾代表は20日、1次リーグA組初戦で中国と対戦し、0―4で敗れた。大会は来年の女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねており、台湾代表はW杯出場権獲得を目指して23日にインド、26日にイランと戦う。
大会は同日、インドで開幕した。越後和男監督率いる台湾女子代表には今大会、日本でプレー経験がある選手が2人招集され、好成績が期待されている。
台湾は前半開始直後、ペナルティーエリア内でのファウルで中国にPKを与えて失点。前半9分には中国にヘディングシュートを放たれ、0―2とされた。台湾には前半、4回のシュートのチャンスがあったが得点にはつながらず、後半は中国に主導権を握られた。後半序盤に追加点を決められ、中盤にはさらにミスからのカウンターで失点した。
大会には12チームが出場。3組に分かれて1次リーグを戦う。各組の2位までと3位の上位2チームが決勝トーナメントに進出でき、W杯開催国のオーストラリアを除く上位5チームに出場権が与えられる。
越後監督は、結果は理想的ではなかったものの、まだベスト8に進む可能性はあるとし、次の試合に向けて調整していくと語った。