(台北中央社)台湾の過去25年近くの音楽ライブ文化を記録したドキュメンタリーシリーズ「Road to Legacy」(登台之路)が17日、台湾の動画配信サービス「TaiwanPlus」(台湾プラス)のオリジナル作品として配信開始された。結成20年超のロックバンド、Tizzy Bacなど10組のアーティストにスポットを当て、ライブパフォーマンスに加え、ステージに立つ前の挑戦や進化を描く。
同シリーズは2年半をかけて準備、撮影をした。10組のアーティストを密着撮影すると同時に、過去25年間のライブパフォーマンスの風景をえりすぐった。
記者会見が同日、台北市内で開かれ、出演した10組のアーティストや同シリーズのエグゼクティブプロデューサーを務めたライブハウス「Legacy」の馬天宗総経理(社長)、TaiwanPlusの蔡秋安執行長(CEO)らが出席した。
馬氏は、同作品で取り上げた10組のアーティストは台湾の音楽シーンを凝縮したものだとし、番組を通じて台湾音楽の「現在進行形の全貌」を垣間見てほしいと呼び掛けた。
17日に配信開始されたのは、Tizzy Bacと88balaz(八十八顆芭楽籽)、Nighteentael(十九両楽団)の3組をそれぞれ取り上げた3本。今後、ABAO(阿爆)やネームウィー(黄明志)、LINIONなど7組に焦点を当てたエピソードが順次配信される。