(台北中央社)23日夜に台北市内で開催された映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)第61回授賞式の視聴成績が25日、発表された。台湾で大きな注目が集まった野球国際大会「プレミア12」の2次ラウンド台湾対日本戦の裏で放送・配信された同授賞式。インターネット配信の同時接続数では俳優の阿部寛がプレゼンターとして登場した場面がパート別の2位に輝いた。
テレビ生中継は台湾テレビ(台視)で、ネット配信は動画配信プラットフォーム「MyVideo」とニュースサイト「LINE TODAY」で行われた。金馬奨のレッドカーペットは台湾時間午後5時半(日本時間6時半)、授賞式は同7時(同8時)から開催。プレミア12の台日戦は同6時(同7時)に始まった。
台視の統計によると、授賞式の4歳以上平均視聴率は1.71%。昨年の平均視聴率は3.52%だった。ネット配信ではレッドカーペットと授賞式合わせて488万人が視聴した。
テレビ中継での瞬間最高視聴率は歌手のジョアンナ・ウォン(王若琳)と作詞を担当したチェン・ホンレン(陳虹任)が「鬼才出道」で歌曲賞を受賞したシーンの2.82%だった。瞬間視聴率上位5位はいずれも台湾対日本の試合終了後に放送されたシーンだった。
MyVideoでのパート別同時接続数の1位は俳優のウー・カンレン(呉慷仁)とオードリー・リン(林品彤)が主演女優賞を発表するシーン、2位は阿部寛が俳優のシルビア・チャン(張艾嘉)と主演男優賞を発表するシーンだった。